謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROです。
今日のRODの感想。
今回も2話連続放送で、暇の無い人を苦しめてくれますね。
1話目 §
最初の1話は、読子リードマン登場編。あれだけ名前が繰り返し出てきた彼女の実物が登場ですね。
偽装入国する三姉妹とねねね先生。警察に追われる彼女たち。もはや、ねねね先生も警察から追われる立場になってしまうとは。
ライターに仕込まれた司令書。芸が細かいですね。
アニタのハリセン一発。この大胆さがストレートで素敵です。
そして、日本一、本がある場所……。まさか、あの場所かと思いましたが、やはりあの場所でした。国会図書館!
やっと出た読子リードマン。お互い年取ってますね、という会話でねねね先生はまだ23。読子は30。でも、読子はちょっと子供っぽい喋り方がなかなか良いですね。こういうタイプは好きです。
紙の使い方でも、読子はチョウチョを飛ばすという、武器ではない使い方を見せるところが面白いですね。
そして、「無職です」「私たちもです」という会話の突き抜けた気持ちよさ。
ジョーカー登場で終わるナイスな締めくくり方。ああ続きが見たいと思ったら連続放送で良かった!
2話目 §
ここから2話目。
ジョーカーの言葉に心を押し込められる読子。それに猛烈に反論するねねねとアニタ。言い返せない読子のかわりに、本気で言葉を言ってくれる二人は痛快ですね。
そして、3人以上が参加している三姉妹会議。戦うことを決意する彼女達ですが、紙使いのことは知り尽くしたジョーカー相手には負けそうに。
国会図書館を丸ごと買収、というとんでもない方法に孤立する彼女たち。しかし、国家の重要な財産である国会図書館を買い取れるとは、あり得ない話です。おそらく、まっとうな手段を使っていないでしょうね。
戦う彼女らが抱えるナンシーという弱点。
「一緒に来い、一緒に悩んでやるから」と読子に言うねねね。これは泣ける良い台詞ですね。
国会図書館という大技が使える環境で、大きなくぐつを作って逃げだす彼女たち。しかし、貴重な文化遺産である本を使って作ったと言うことですから、これは大きな文化的な損失ですね。
作戦名華氏451。つまり、紙が発火する温度。まさに本を燃やし尽くす作戦。紙使いを封じる作戦?
本を回収していく謎の敵。こんな時でも、神保町に行きたがる読子、そしてミシェール。さすがですね。
ジュニア登場。しかし、ジュニアが能力を発揮できないナンシー。これはいったい何の伏線?
公開梵書となり燃えていく本。非道の極みですね。しかし、それを普通の視聴者が怒れるか?という疑問も……。ですが、そういう心配をせずに、盛大に本を燃やして本の虫の怒りをかき立てる演出がナイスです。
再会する読子とウェンディ。そして、火事の記憶に叫ぶアニタ。予想もしない方向にドラマが動いていて、次回が待ち遠しいですね。
今回の一言 §
華氏451というと、ブラッドベリの有名な小説のタイトルですね。
まさに本を焼いてしまう物語……ということらしいのですが、残念ながら未読です。
参考までアマゾンの書籍情報を付けておきましょう。ちなみに、書籍は華氏四五一度ですが、これの映画化?のDVDの方は華氏451という名前のようです (残念ながらこっちも見ていない)。数字の表記が違うので、検索の際は要注意。